そろそろお酒をやめませんか??
  

そろそろお酒をやめませんか??
  

皆さんこんにちは。
新型コロナウイルスが流行して早2年が経ちました。
テレワークや緊急事態宣言などの影響で宅飲みをする機会が増えていませんか?
気付けば毎日飲むようになっていて体重が増えてしまった(-_-;)
何だか体調が優れない、睡眠の質が悪くなった、なんとなく老けた気がする( ̄▽ ̄;)
などの事が起こっていませんか?
そこで今回はアルコールについてお話したいと思います。



お酒とは何か

「酒は百薬の長」と言う言葉をお聞きした事ありませんか?

それは大昔の中国の皇帝が国の財政難を回避する為に国民に酒を飲ませて酒税を得る為に作ったキャッチコピーで全くのウソなのです!!

バレンタインデーと同じですね(笑)

お酒は適量なら体に良いんじゃないの?と言うそこのあなた…そもそも適量で終われてますか?

次の日二日酔いで、顔パンパンで、気付けばコロナ禍で体重5キロ増(;’∀’)なんて事になっていませんか?

そんなお酒はあなたにとって何ですか?

1日の仕事の疲れを癒してくれる嗜好品だと言う人もいるでしょう。

そんなあなたに言いたい「酒は合法な薬物だと…。」

ある動物実験でアルコールは違法薬物のコカインよりは依存性は低いがモルヒネやアンフェタミンなどと同じくらいの依存性があると報告されています。

つまり合法か違法かはその物のヤバさの具合では無いと言う事です。

法律と言うのはその国の秩序を守るために作られていて常に変わりますし国によっても異なります。

現にある国ではお酒を野外で(公園や歩きながら)飲むと罰せられたり、ある国では大麻が合法だったりする国もあります。

思い返してください。

20年ほど前はタバコは色んな場所で吸えましたよね。

今は喫煙者…肩身狭いです。

この日本でもいつまでもお酒がどこででも飲めたり、いつまでも合法だとは限らないと言う事です。

つまり安全だから合法、いつまでも合法だと言う事は間違っていると言う事です。

なぜやめるべきか

①睡眠

お酒を飲むと体内でアルコールを分解します。

その時にアセトアルデヒドと言う毒素が生成されます。

そのアセトアルデヒドが睡眠を阻害します。

なぜかと言うと興奮作用や利尿作用があるからです。

夜は副交感神経を優位にして睡眠に入っていくのですが、アセトアルデヒドは交感神経を優位にしてしまいます。(詳しい自律神経の事に関しては過去の投稿をご覧ください。)

おまけに利尿作用があり夜中にトイレで目が覚めたり多尿になると喉も乾きます。

お酒を飲むとよく眠れると言う人も居ますがそれは気絶している事と同じと言っても良いでしょう。

②体重

アルコール60g=430kcal

酒類にもよりますが大体そう言われています。

一杯二杯で終わればよいですが夕飯食べながら、もしくは夕飯食べた後に晩酌。

そりゃ次の日、顔パンパンですし、体重も増え続けます。

どんなに○○ダイエットしても意味がありません。

③老化

過去のアンチエイジングの投稿で砂糖は良くないとお話ししました。

アルコールも同じく老化を促進します。

その原因は…アセトアルデヒドです。

アセトアルデヒドが目の下のクマを強くしたり、肌荒れを起こしたり、肌質を悪くしたりして老化を促進します。

また、アセトアルデヒドは体の中に炎症を起こさせます。

炎症とは簡単に言うと細胞の火事です。

お酒を飲むとアセトアルデヒドが生成されて細胞が火事を起こします。

火事が起こると言う事は、ちゃんと火消し役もいます。

なんだ!と思って安心したそこのあなた!!安心するにはまだ早いです。

アセトアルデヒドを生成しなくても日常的に炎症は起こっています。

火事が起こって火消しをした後、灰や燃えカスが出ますよね。

それらを掃除する掃除役も本来存在しているのですが、アルコールを飲む事によっていつもより大きな大火災になってしまうので掃除役の人員も火消し役に回って掃除役がいなくなってしまいます。

掃除役がいなくなるとゴミ、つまり老廃物が溜まり、それが老化の原因になります。

④重病

アセトアルデヒドはここでも現れます(;’∀’)

なんと細胞のDNAに傷をつけてしまいます!!

DNAに傷が入るとガンの危険性が増します。

お酒を飲んで顔が赤くなる人は元々毒素の分解能力が低く、頑張れば飲めるって人は食道ガンになりやすいと言われています。

逆にお酒を飲んでも顔に出ない人はどんどん飲んで耐性と依存性が高まるのでアルコール依存症に注意してください。

しかも体中の至る所のDNAが傷つけられてガンの危険度も増すと言われています。

また、睡眠の所でも少しお話ししましたがアセトアルデヒドには利尿作用があります。

人の体は60%が水分です。

利尿作用によってその水分量が減ると血液がドロドロになり、流れが悪くなり、脳梗塞や心筋梗塞の危険度、つまり循環器系の疾患が増すとも言われています。

危険度チェック

レベル1…月に1~2回程度(機会飲酒)

友達や会社の人との定例会や何かイベントがあった時に飲むくらい。

レベル2…週に3~4回(習慣飲酒)

週に3~4回飲みに出かける、または毎日晩酌をする。

レベル3…依存症

依存症と聞くと震えて酩酊している人をイメージしませんか?

違います。

実は普通に会社勤めしていて普通に業務をこなしている人にも依存症の人はいるとも言われています。

レベル2とレベル3の境目は実に曖昧でレベル2の習慣飲酒の人達は依存症予備軍と言えるでしょう。

ではどのような性格の人が依存症になりやすいのでしょうか。

頑固、完璧主義、優等生、ハマりやすい、などの性格の人がなりやすいそうです。

どうですか?私だ!!って思った人いませんか?

アルコール依存症と聞くと破天荒で社会になじめない人、みたいなイメージないですか?

実は真面目で責任感があり、社会的に能力の高い人に多いそうです。

 

次にアルコール依存症の兆候とは?

・昼から飲みたくなる人はもちろん、朝から飲みたくなる人。

・お酒飲まないとやる事なくて暇じゃん!と言う人。

・お酒やめたら楽しみ無くなるじゃん!と思い喪失感を感じる人。

・飲んだ後に、また飲んじまったなぁ。と罪悪感を感じる人。

これらはすべて理性では分かっていても体がお酒をやめられないと言う状態で心が体をコントロール出来ていない状態なのです。

心当たりのある人は注意しましょう。

どうやめるか

①やめると宣言すること!

一人でこっそりやめようするよりも、周りに言って協力者や仲間を作った方がよいでしょう。

②記録を取る!

記録を取る行為は危険度チェックで言った、頑固、完璧主義、優等生、ハマりやすい、人達に向いています。

まずは一番きついと言われている2週間、お酒をやめてからの体調や睡眠、お肌や体重などをノートやパソコンにメモを取ったりアプリで管理してみてはいかがでしょうか。

2週間頑張れたら次は90日にチャレンジしてみましょう。

90日で脳が習慣をインプットすると言われています。

そこまで頑張れたらやめれたも同然です。

まとめ

皆さんは禁酒と断酒の違いを分かりますか?

禁酒とは1人でやめようとする事、断酒とは周りの協力を得ながらやめようとする事です。

一度はお酒をやめようとしたが失敗したって人いませんか?

そのとき一人じゃなっかったですか?

次は周りに宣言して、理解者を得て、皆で協力しながら断酒を成功させましょう。

そして正しい知識を知り意識付けをしましょう。

これを読んだ皆さんはきっと断酒に成功すると私は信じています。

ライター

夢健究会

ライター

私たち会員は
人々の尊い命に畏敬の念を抱き
神秘なる自然の摂理に抗うことなく
自然の恵みに感謝しつつより多くの人々に
夢を持って人生を楽しみ
健康な天寿を
究められる様 祈念して
研究し、助言し、援助する団体です。

SEARCH

CATEGORY

GROUP

KEYWORD

  1. 健康
  2. 三七人参
  3. 食生活
  4. 自律神経
  5. 食事
  6. 会員の声
  7. ストレス
  8. 睡眠
  9. 運動
  10. アルコール依存症
  11. 食養生
  12. アンチエイジング
  13. 交感神経
  14. 血管
  15. 副交感神経
  16. 老化防止
  17. 認知症
  18. 動脈硬化
  19. エアコン
  20. 美容
  21. 入浴
  22. 自律神経、交感神経、副交感神経、寒暖差疲
  23. 血液
  24. 文山
  25. 皮膚
  26. アレルギー
  27. コレステロール
  28. 漢方
  29. 頭痛
  30. 脳梗塞
  31. 三七畑
  32. 肝臓
  33. 歯周病
  34. 酸欠
  35. ダイエット
  36. 免疫
  37. 熱中症
  38. アルツハイマー
  39. 寒暖差
  40. 痛み
  41. 若見え
  42. 腹八分目
  43. 血糖値
  44. 難聴
  45. いびき
  46. 無呼吸症候群
  47. LDL
  48. 乾燥
  49. 食物アレルギー
  50. 筋トレ
  51. 難聴と認知症の関係性
  52. ストレッチ
  53. 東洋医学
  54. 文山旅行記
  55. 白内障
  56. 高血圧
  57. 養生
  58. HDL
  59. 花粉
  60. 生活
  61. 寒暖差アレルギー
  62. ウィルス
  63. 腰痛
  64. 血糖値スパイク
  65. 掃除
  66. カビ
  67. タンパク質
  68. 夏バテ
  69. 酸素欠乏症
  70. スマホ
  71. 低体温
  72. 梅雨
  73. 冬場 寒暖差
  74. 筋肉
  75. 紫外線
  76. 秋バテ
  77. 骨粗しょう症
  78. マスク
  79. マスク生活
  80. 深呼吸
  81. 心臓
  82. 日焼け
  83. 六月
  84. ミオパチー
  85. 筋ジストロフィー
  86. 先天性
  87. 遺伝子
  88. ステロイド
  89. 指定難病
  90. 葉酸
  91. 寝相
  92. 寝返り
  93. 不登校 起立性調節障害
  94. 長寿
  95. 口内炎
  96. 帯状疱疹
  97. 活性酸素
  98. 抗酸化
  99. 免疫力
  100. 痛み,腰痛
  101. 腎臓
  102. 鼻水
  103. 鼻詰まり
  104. 副鼻腔炎
  105. 痛風、尿酸値、高尿酸値症
  106. 気象病
  107. 誤嚥性肺炎
  108. 体臭
  109. 加齢臭
  110. 幸せホルモン
  111. 便秘、下痢
  112. 低血圧
  113. 立ちくらみ
  114. ヒートショック
  115. こむら返り
  116. 妊娠
  117. 妊婦さん
  118. パートナー
  119. カルシウム
  120. ホメオスタシス
  121. 恒常性
  122. 突発性難聴
  123. 肌荒れ 美容 皮膚
  124. たばこ
  125. ヘバーデン結節
  126. 変形性膝関節症
  127. 変形性関節症
  128. 外反母趾
  129. 扁平足
  130. BMI
  131. 体重
  132. 睡眠障害
  133. 文山、文山旅行記
  134. 心筋梗塞
  135. 梅雨 梅雨時期 養生
  136. 基礎代謝
  137. 漸増抵抗運動
  138. コレステロール,LDLコレステロール,H
  139. 変形性膝関節症,変形性関節症
  140. 笑い
  141. セロトニン
  142. オキシトシン
  143. ドーパミン