夢研究会

  • よもやま話

春の養生出来ていますか?

春は日々の寒暖差や気圧変動が大きい季節。春になると「やる気がでない」「頭痛がする」「日中眠くなる」などいった経験はないでしょうか?
このような症状は、自律神経の乱れによって引き起こされています。
そこで春の体調不調の原因とその予防についてお伝えします。

春の体調不良の原因

「激しい寒暖差」

 寒暖差に対応するため、交感神経が活発に働きます。そのため、たくさんのエネルギーが

消耗され、疲れやだるさを感じやすくなります。

「気圧の変化」

 低気圧と高気圧の入れ替わりが頻繁に起こるため、自律神経の切り替えがうまくいかなくなります。低気圧の影響で血液中の酸素濃度が下がり、日中の眠気や体のだるさを感じやすくなります。

「日照時間の変化」

 冬に比べて日照時間が長くなるため、朝早く目が覚めたり、夜更かしをすることが増え、生活リズムが崩れやすくなります。

「生活環境の変化」

 卒業や進学、就職や転勤など、自分自身や家族の身のまわりの生活が大きく変化する季節です。緊張感やストレスを感じることで、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

「花粉症」

 花粉症は、花粉から体を守ろうとする防衛反応が過剰になっている状態です。免疫機能が過剰に活動している状態になるため、それにより体力が低下し、眠気や体のだるさを感じます。

東洋医学では、春は「肝」の季節

冬の間草木は眠り、動物達も冬眠し、寒い冬を耐えながら春が来るのを待ちます。春になれば草木は花が咲き緑色の葉をつけ、動物達も冬眠から目覚め活動的になります。人間の身体も同じで冬場は眠っていた身体が春になると目覚めて活動的になります。その時に重要になってくる臓器が【肝臓】です。

肝臓は、
・気の巡りを良くする
・血を貯蔵する
・解毒作用   など

500以上の役割を担う重要な臓器です。

肝臓は春になると特に働き者で無理をし過ぎてしまいます。肝臓が働き過ぎて弱ってしまうと次のような不調が現れたりします。

・イライラしやすくなる

・疲労感や倦怠感

・目の疲れ

・頭痛

・めまい

・肌荒れ    など

そこで肝臓がオーバーヒートしない様に肝臓を労わってあげる食べ物が必要です。

【肝臓】の働きを助ける食材

・苦味のある食材

春の山菜

・たらの芽(デトックス効果)、うど、ふきのとう、菜の花(ビタミンCやβカロテンが豊富)、セロリ、ごぼう、たけのこ(食物繊維が豊富で便秘解消に効果的)

・酸味のある食材

柑橘類、梅干し、酢、いちご(冬のイメージですが実は春が旬、ビタミンCが豊富で美肌効果に期待)

・緑色の食材

ブロッコリー、アスパラガス、ほうれん草

・その他

レバー、貝類(アサリやハマグリは滋養強壮効果があり、疲労回復に期待)、ナッツ類

春の体調不良の予防と対策

「食事はバランスよく摂りましょう」

 食事をとると、消化のために副交感神経が活発に働き、体はリラックスモードになります。欠食すると交感神経が働いたままになり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。偏った食事は自律神経のバランスを乱すため、バランスの良い食事が大切です。

「適度な運動」

 運動をすると、自律神経のバランスを整えるセロトニンが分泌されます。ウォーキングやサイクリング、水泳などの有酸素運動が効果的です。歩幅を広げる、きれいな姿勢を意識して過ごす、こまめに動く、階段を使用するなど、日常生活の動きに少し変化を加えてみましょう。

「入浴はシャワーだけでなく湯船に浸かる」

 入浴は副交感神経が働き、自律神経のバランスが整います。38~40℃のお湯に10~20分間入浴すると効果的です。

「睡眠はしっかりとる」

 スムーズで深い眠りを誘うためには副交感神経が働き、心身をリラックスさせることが重要です。就寝前に目元や首元を40℃くらいの蒸しタオルやアイマスクなどで温めると、睡眠の質も良くなり効果的です。睡眠の質を良くするサプリメントも良いかもしれません。

「衣服で体温調整」

 朝晩と日中の寒暖差が大きいため、温度変化に体を適応させるために、衣類による温度調節が必要不可欠です。マフラーやカーディガンなどを上手に取り入れましょう。またピッタリとした服装よりもユッタリとした服装がリラックス出来るのでおススメです。

「呼吸を整える」

人間はストレスがかかると、無意識に呼吸が浅くなります。

とんでもなくイライラしたり、ストレスが溜まってしまうと、春の養生も難しくなりがち。

そんな方には「呼吸法」がおすすめです。

やり方は簡単!

1,軽く姿勢を正す(立っても座っても寝ていてもOK)。

2,舌を上あごに軽くつける。

3,口から、大きく息を吐く。

4,吐ききったところで、2~3秒息を止める。

5,鼻から大きく息を吸う。

6,3~5を1分ほど繰り返す。

休憩時間や寝る前など、一日のなかで、何回かこの呼吸を意識する時間をとるようにしてみてください。

ストレスや緊張を和らげてくれますよ。

まとめ

 

 

春は気温や環境が大きく変化する季節。シニア世代は勿論ですが働き世代が健康的に過ごすためには、「寒暖差対策を軽視する」「急に運動量を増やす」「花粉症対策を後回しにする」「偏った食生活をする」といった、よくない習慣を避けることが大切です。
 一つひとつは些細な工夫に思えるかもしれませんが、積み重ねることで体調をしっかりと整えることができます。今年の春は健康管理によりいっそう気を配り、元気に新しい季節を楽しみましょう。

 

 

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